建設業許可申請書 様式1号 別紙4 専任技術者一覧表を解説

建設業許可申請書類の一つ、様式第2号 別紙4 専任技術者一覧表の作成方法を解説します。この書類は、営業所ごとに、所属する専任技術者の情報を記入するものです。

この書類は、個人事業、法人を問わず、全ての申請区分(新規、許可換え、般特新規、業種追加、更新)において提出が必要です。

この書類に書き込む内容は、専任技術者について記入する他の書類と、適合するように作成しなければなりません。

 新規許可換え般特新規業種追加更新
法人
個人
目次

記入例

①営業所の名称

専任技術者の所属する営業所の名称を記入。

②専任技術者の氏名

氏名をフリガナ付きで記入。

③建設工事の種類

業種と、どのようにして専任技術者要件を満たしたかを示すコードを以下の略号から選んで書く。

《業種》

土木一式工事(土)、建築一式工事(建)、大工工事(大)、左官工事(左)、とび・土工・コンクリート工事(と)、石工事(石)、屋根工事(屋)、電気工事(電)、管工事(管)、タイル・れんが・ブロック工事(タ)、鋼構造物工事(鋼)、鉄筋工事(筋)、舗装工事(舗)、しゅんせつ工事(しゅ)、板金工事(板)、ガラス工事(ガ)、塗装工事(塗)、防水工事(防)、内装仕上工事(内)、機械器具設置工事(機)、熱絶縁工事(絶)、電気通信工事(通)、造園工事(園)、さく井工事(井)、建具工事(具)、水道施設工事(水)、消防施設工事(消)、清掃施設工事(清)、解体工事(解)

《どのように専任技術者要件をみたしたか》

一般建設業

「1」(指定学科を卒業し、3年または5年以上の実務経験)

「4」(10年以上の実務経験)

「7」(国家資格取得者等)


特定建設業

「2」(「1」を満たし、2年以上の指導監督的実務経験)

「5」(「4」を満たし、2年以上の指導監督的実務経験)

「8」(「7」を満たし、2年以上の指導監督的実務経験)

「9」(国家資格取得者)

(例)一般建設業許可、塗装工事業、国家資格の場合は(塗)―7

④有資格区分

愛知県の場合、こちら38~40ページを参照し、どのように要件をみたしたかを示すコードを記入

指定学科+3~5年実務経験は01、10年実務経験は02、のようにコードが決まっており、国家資格は資格別にコードが決められている。 (塗装の一般に必要な「二級土木施工管理技士の鋼構造物塗装」は15)

まとめ

行政書士 井戸 規光生 事務所では、建設業許可の申請だけでなく、毎年の事業年度終了届、変更届、更新手続きのサポートや、日々の業務に忙殺される事業者様への、各種手続きの期限管理も承っております。 初回相談は無料ですので、是非お電話、お問い合わせフォームなどからお問い合わせください。お待ちしております。

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この記事を書いた人

2024年に「行政書士 井戸 規光生 事務所」を設立しました。
建設業、遺言・相続サポート業務に特化した名古屋市南部の地域密着型事務所です。
高校時代はラグビー部に所属。地元名古屋のスポーツチームを応援しています。

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